立間の心とは

    昭和48年1月8日  碑の建立  田中 角栄 氏(当時の内閣総理大臣) 書

 

立間の心

1 貧しい時にも耐えてひるまず、いつか花開き実を結ぶことを念じながら、ひたすら努力し、頑張り通した心根。
2 みかん栽培に示した進取の気性、創造的で積極的な気持ち。
3 農業経営の近代化に早くから着目し、品種の改良等に示した創意工夫。
4 いち早く機械の導入に努力してきた合理的精神と時代を見るに敏なる心。
5 立間の発展は人づくりにあることを直観し、教育に力を傾注してきた情熱。
6 郷土(立間)を愛し、郷土の発展を願い続けている心。それは国を愛する心につながり、やがて民族を愛し、人類を愛する心につながる。
7 地区にあっては、常に積極的に示してきたリーダーシップ。
8 やり始めたことは、個人を犠牲にしても果たそうとする奉仕的精神。
9 目的達成のために、互いに討論し合い、協力し合い、小異を捨てて大同につく寛大な心。
10 自分のことは自分で、郷土のことは我々の力で解決しようとして取り組む自主自律の精神。
11 人には迷惑をかけないという民主主義の根本的精神。
12 常に美しくなろうとする、美を賛美する心情。
13 健康、体力の増進をひたすらこいねがう気持ち。
14 誰とも仲良く、親しくしようという親近感。
15 心と心が触れ合う誠実さ。